【バスクチーズケーキ】生焼けの判断基準は?見分け方・対処法など徹底解説!

バスクチーズケーキ 料理

バスクチーズケーキって、チーズの味が濃厚で本当においしいですよね☺️

私はチーズケーキが大好きですが、バスクチーズケーキが一番好きです(二番目はレアチーズケーキ)。

そんな美味しいバスクチーズケーキ、意外と簡単に作れるので挑戦する人も多いと思いますが、そのときにけっこう悩むのが「焼き加減これで合ってる?」ということ。

思ったよりトロトロに焼き上がると、それが正解なのか、はたまた生焼けなのか、見極めるのがむずかしくて悩みますよね。

そこで今回は、

バスクチーズケーキを作ったけど、なんかトロトロすぎない?
こういうものなの?
それともこれって生焼け???

こんな風に悩んでいる人へ向けて、

  1. バスクチーズケーキが生焼けかどうかの判断基準
  2. もし生焼けだった時の対処法
  3. そもそもなぜ生焼けになるの?
  4. これって食べられる?判断基準
  5. もう失敗しない!上手な焼き方の基本

など、あらゆる角度から徹底解説します!

【最速チェック!】バスクチーズケーキ生焼けチェック表

たりら
たりら

これって生焼け?と思ったら、まずはこの表をチェック!

バスクチーズケーキの生焼けチェック表

チェック項目 OKの目安 NGの目安
焼き色濃い焼色薄い焼色
揺れ方表面は軽く固まりフルフル揺れる表面が大きく波打ちタプタプと揺れる
竹串テスト少ししっとりした生地がつく液体がつく
中心温度65℃~75℃以上65℃未満
冷やした後(カット)中心はとろけていても形が保てる中身が流れ出る、ベタベタする
冷やした後(竹串テスト)何もつかないか、少ししっとりした生地がつく液状の生地やベタベタした生地が多くつく

いかがでしたか?いくつか気になるポイントがあった方もいるのではないでしょうか。

では、ここからは各項目をもう少し詳しく見ていきましょう。

これって生焼け?チェックポイント徹底解説!

チェックマークの画像

ここからは、それぞれのチェック項目について「どこをどう見ればいいのか?」をもっと詳しく解説していきます。

見た目や揺れ方、竹串の刺し方まで、ひとつずつ一緒に確認していきましょう!

たりら
たりら

1つのポイントだけでは判断がつきにくいこともあるので、いくつかのサインを組み合わせて、全体の焼き加減を判断してくださいね。

1. 焼色でチェック

バスクチーズケーキは焼き目をしっかりつけるのが特徴のケーキです。

表面にしっかり焼き目がついているか、また表面だけではなく側面もしっかりしているか、両方のチェックをすることが大事なので、しっかりチェックしていきましょう。

OKサイン

「これ大丈夫?」と思ってしまうぐらい、表面全体に濃い焼き色がついているのが理想です。

側面も崩れずしっかりしているか確認しましょう。

これぐらいしっかりした焼き目がついていても大丈夫!

NGサイン

表面の焼き色が全体的に薄かったり、一部だけが極端に焦げている場合は、注意が必要です。

また、側面が白っぽくて「これ、ほんとに焼けてる?」と感じる見た目のときも要注意。

型から外そうとすると、側面がくずれそうになったり、実際にくずれてしまうこともあります。

表面や側面の焼色が薄い場合はNG
ちょっとした疑問
?の人
?の人

でも、お店やSNSで焼き目が薄いバスクチーズケーキを見るんだけど?
それって大丈夫なの?

たりら
たりら

プロの方が焼いている場合は、いろいろ計算されて作られているから大丈夫です!


カフェやお店で売られているバスクチーズケーキの中には、焼き目があまりついていないものも実際ありますが、そういったものは焼き加減やレシピがきちんと計算された上で作られているので、安心して食べても大丈夫です。

ただ、おうちで作る場合はちょっと注意が必要。

参考にしているレシピが「しっかり焼き目がつくタイプ」なのに、実際はほとんど焼き色がつかなかった……となると、それはレシピの仕上がりとは違う結果=成功ではないかもしれません。

もう一度、レシピがどんな仕上がりを想定しているのかを確認して、焼き色の状態と照らし合わせてみてくださいね。

2. 揺らしてチェック

焼きたてのバスクチーズケーキは、中心がフルフル揺れるのが特徴です。

ただ、その揺れがちょうどいい“とろとろ”なのか、焼き足りない“生焼け”なのかを見極めることが大切です。

OKサイン

型を軽く揺らしてみて、表面がふるんとやさしく震えるくらいならOK。

ケーキ全体がグラグラ揺れるような不安定さはなく、表面はほどよく固まっていて、全体が「フルフル」と揺れるくらいが理想的な状態です。

表面に液体っぽさがなく、全体的に「ふるふる」と震えるのが理想です

NGサイン

型を揺らしたときに表面が大きく波打って、まるで液体みたいに“タプタプ”と動く感じがあったら要注意。

この揺れ方は、中心だけじゃなくケーキ全体がまだ固まりきっておらず、焼きが甘いサインです。

こんな感じで全体的に波打っていると焼きが足りないかも……

3. 竹串テストでチェック

次はケーキ作りの定番「竹串テスト」を試してみましょう。

やり方は、焼き立てのケーキの中心に竹串を刺して抜き、竹串の先を軽く唇に当てて熱いかどうかをチェックします(※やけどに注意!)。

さらに、竹串についた生地の状態を見て、中まで焼けているかどうか判断します。

ただし、バスクチーズケーキは中をあえてトロッと仕上げるスイーツなので、通常のケーキとは少し見極めポイントが違うことに注意が必要です。

OKサイン

一般的な竹串テストでは「何もつかない」ことが焼き上がりの目安ですが、バスクチーズケーキの場合は違っていて、少し湿った生地がついてもOKです。

大事なのは、ついてくる生地が「液体状」ではないこと。

ほんのりクリーミーな生地が少量ついてくるのは、むしろバスクチーズケーキならではの“とろける食感”の証なので、失敗ではなくおいしい仕上がりと言えます。

また、竹串を唇に当てたときにほんのり熱さを感じれれば、中心まで火が通っているサインです。

NGサイン

竹串を刺して抜くと、液体状の生地がべったりとついてきたり、生地が緩すぎて、竹串がストンっと抵抗なく奥まで入ったりしませんか?

さらに、竹串を唇に当てたときにあまり熱さを感じない場合は、中心まで火が通っていないサイン。この状態だとおそらく「生焼け」です。

4. 温度でチェック

より確実に焼け具合を確認したいときは、このような料理用の温度計などで中心の温度を測る方法がおすすめです。

温度を測るときは、ケーキの一番中心までしっかり温度計を差し込み、10秒ほど待って数字が安定してから確認しましょう。

バスクチーズケーキの場合、中心温度が65〜75℃くらいになっていれば、しっかり火が通っていて、卵によるサルモネラ菌などの食中毒リスクもぐっと抑えられます。

たりら
たりら

特に小さいお子さんや妊婦さん、高齢の方などに振る舞う場合はこの方法をオススメします!

5. 冷やした状態をチェック

バスクチーズケーキは、焼いたあとに「冷やして」完成させるスイーツです。

粗熱を取ったあと、冷蔵庫で数時間〜一晩しっかり冷やすことで、生地が落ち着き、しっとりなめらかな仕上がりになります。

そのため、焼きたての段階で「大丈夫かな?」と不安になっても、冷やすことで理想の仕上がりになることもあるので、迷ったときは、しっかりと冷やしてから最終判断するのもオススメ。

その時に試してほしいのが、これから紹介する2つのチェック方法です。

1. カットした状態をチェック

冷やしたあとにケーキをカットして、断面の状態をチェックしてみましょう。

理想的な状態であれば、中心はほんのりとろっとしていても流れ出るほどではなく、カットしても形が保てます。

反対に、カットした瞬間に中身がとろ〜っと流れ出したり、全体がベタベタしていて固まっていないようなら、生焼けの可能性が高いです。

中心がほんの少しとろけるくらいが 

2. 再び!竹串テスト

竹串テストは冷やしたあとでも使えるチェック方法です。

このときの目安は焼き立てとは少し違って、生地はすでに冷えて引き締まっているので、竹串に何もつかない、もしくは少しだけしっとりとした生地がつくくらいがベスト◎

逆に、液状の生地がついたり、ベタベタした生地が多く付く場合は、生焼けの可能性があるので注意してくださいね。


ここまでチェックしていかがでしたか?

もし「やっぱり生焼けだった……」とわかっても、大丈夫です!

せっかく作ったバスクチーズケーキ、美味しくリカバリーしましょう。

ここからは、その対処法をご紹介しますね。

バスクチーズケーキが生焼けだった!美味しくする対処法とは?

オーブンを操作する女性

生焼けのバスクチーズケーキを美味しくリカバリーする方法は

  • オーブンで焼き直す
  • 電子レンジで温める

この2つの方法で対処できます。

さらにこの2つの方法は、冷蔵庫でしっかり冷えたバスクチーズケーキでも対応可能。

つまり、冷やしてから「やっぱり生焼けだったかも…」と気づいても、大丈夫なんです。

たりら
たりら

ただし、電子レンジを使うと、表面の食感が変わることもあるため、できるだけ美味しさを保ちたいならオーブンでの焼き直しがおすすめです。

それでは、それぞれの方法を順番に紹介していきますね。

オーブンを使って焼き直す方法

・オーブンで焼き直す流れ・
  • 手順.1
    ケーキを元の型に入れる

  • 手順.2
    オーブンを180℃~200℃に予熱する

  • 手順.3
    ケーキの表面が焦げないようにアルミホイルをふんわりとかぶせる

  • 手順.4
    10分~15分ほど焼く

  • 手順.5
    生焼けのチェック方法で再度確認し、必要なら再度焼く
  • 手順.6
    焼けたら粗熱を取り冷蔵庫で冷やす

焼き直すときの温度設定は、最初に焼いたときより少し低めがおすすめです。

というのも、今回は「中の生焼け部分」にしっかり火を通すことが目的。

低めの温度(目安は180℃くらい)でじっくり加熱することで、すでに焼けている表面が焦げるのを防ぐことができます。

たりら
たりら

さらに、アルミホイルをふんわりかぶせておくと、表面の焦げ付き防止にもなり、熱もじんわり通りやすくなります!

ただし、表面の焼き色がまだ薄い場合は、200℃くらいの温度でしっかり焼くのがポイント。

このときはアルミホイルはかぶせず、焼き色がつくまで様子を見て、そのあとで中まで火を通したい場合は、ホイルをかぶせて加熱を続けましょう。

焼き直しが終わったら、念のためもう一度チェックをして、粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やしてくださいね。

レンジで温める方法

・レンジで温める流れ・
  • 手順.1
    ケーキを耐熱容器や元の型に入れる

  • 手順.2
    ラップをふんわりとかぶせ電子レンジへ

  • 手順.3
    600Wで30秒~1分ほど加熱

  • 手順.4
    竹串テストを行いつつ、足りなければ加熱を繰り返す

    ※中心部が固まるまで数回に分けて加熱する

  • 手順.5
    生焼けのチェック方法で最終確認する
  • 手順.6
    粗熱を取り冷蔵庫で冷やす

電子レンジで温める場合は、短時間ずつ様子を見ながら加熱するのがポイントです。

一度に長時間温めてしまうと、生地が固くなりすぎてしまうことがあるので、竹串テストをしながら少しずつ加熱を繰り返すようにしましょう。

また、中までしっかり火を通すためには、ラップをふんわりかぶせて加熱するのがおすすめ。

ただしその分、表面が少し水っぽくまり、食感が変わってしまうことも。

そのため、バスクチーズケーキ本来の香ばしさや、しっかりした焼き目の風味も楽しみたい場合は、やはりオーブンでの焼き直しがおすすめです◎

なお、このレンジでの方法は、すでに表面に焼き色がついているバスクチーズケーキ向けです。

レンジでは焼き色がつかないため、表面にしっかり焼き目をつけたい場合は、オーブンで焼き直してくださいね。

そもそもバスクチーズケーキはなぜ生焼けに???

レンジの前で考え込む女性

これまで生焼けの判断方法や対処法などをご紹介してきましたが、そもそもなぜバスクチーズケーキは生焼けになってしまうんでしょうか?

バスクチーズケーキが生焼けになる原因は1つではなく、焼き時間やオーブンの問題、材料の配合や作り方など、それらのちょっとした違いで影響することも。

ここでは代表的な原因を簡単にご紹介します。

焼き時間・温度が足りなかった

思ったより焼き時間が短かったり、オーブンの温度が低すぎたりすると、中心まで火が通らずに生焼けになってしまうことがあります。

見た目は焼けていても、中はまだドロドロ……ということも。

オーブンの焼きムラや加熱不足

家庭用のオーブンは機種によって熱の伝わり方にクセがあります。

場所によって焼け具合に差が出たり、表示温度と実際の温度がズレていたりすると、中心が生のままになることも。

レシピの水分量や材料バランスの問題

使うクリームチーズや生クリームの種類・分量によって、水分量が多くなりすぎると、うまく火が入らずに仕上がりが緩くなることがあります。

材料のバランスは意外と大事なんです。

混ぜすぎ or 混ぜなさすぎ

材料を混ぜる工程も意外な落とし穴。

混ぜすぎると生地が泡立って焼き縮みの原因になり、逆に混ぜが足りないとダマが残ってうまく焼けません。

どちらも生焼けにつながるリスクがあります。


これらの原因については、別記事でひとつずつ解説しています。

詳しく知りたい方はぜひこちらの記事も参考にしてください👇

そもそもなぜ「ドロドロ」の生焼けに?3つの原因とは|tarira-web – バスクチーズケーキの中がドロドロ!原因は生焼け?失敗しない対策とリメイク術

バスクチーズケーキの生焼けは食べても大丈夫?

疑問に思うエプロン姿の女性

せっかく作ったバスクチーズケーキがちょっと生焼けっぽいなと感じた時。

でもバスクチーズケーキってトロトロしているものよね?
これは食べても大丈夫じゃない?

そんな風に思ってしまう気持ち、すごくわかります。

では実際、本当に食べても大丈夫なんでしょうか?

食べられる場合もあるけど「条件」に注意!

バスクチーズケーキに使われる材料は、クリームチーズ・卵・生クリームなど、もともと生で食べられるものが多いため、レシピ通りに作られていれば、多少とろっとしていても基本的には食べられることがあります。

ただし、安全に食べるためには、以下のような条件を満たしている必要があります。

  1. 使用した材料が新鮮であること
  2. 焼き上がりの中心温度が65℃以上になっていること
  3. 中心が明らかに「液状」だったり「粉っぽさ」が残っていないこと
  4. 食べる人に妊婦さん、高齢者、小さなお子さんなど免疫力の低い方がいないこと

これらの条件にあてはまらない場合は、食中毒のリスクがあるため無理に食べないほうが安心です。

とりあえず知っておこう!食中毒の危険性とは?

バスクチーズケーキの生焼けを食べた時に、注意しておきたい主な菌は次の2つです。

  • サルモネラ菌:卵などに潜んでいることがあり、下痢・腹痛・発熱といった症状を引き起こすことがあります
  • リステリア菌:低温でも増殖する菌で、乳製品に含まれている可能性があります。妊婦さんや免疫力が低い方にとっては、特に注意が必要です。

これらの菌は、主に卵や乳製品といったバスクチーズケーキの基本材料が原因となることが多いです。

また、レシピによっては少量の小麦粉が使われていることもあり、これも加熱が不十分だと、サルモネラ菌による食中毒や消化不良を引き起こす可能性があります。

たとえ少量でも油断せず、しっかり火を通すことが大切です。

結局どうする?最終判断は?

たりら
たりら

少しでも「これ大丈夫かな…?」って思ったら、焼き直しておいたほうが安心だと思います。心配しながら食べるより、精神的にもラクですしね。

たとえ今は体調がよくても、あとからどうなるかはわかりません。

焼き直すのにそこまで手間はかからないので、迷った時は安全を優先して焼き直すのがおすすめです👇

バスクチーズケーキの焼き直し方法をもう一度見る

今度こそ生焼けを防ぐ!覚えておきたい焼き方の基本5選

やっぱり次こそは生焼けを防いで、美味しいバスクチーズケーキを作りたいですよね。

そこで最後に、バスクチーズケーキを美味しく焼き上げるために、おさえておきたい基本のポイント5つをまとめました。

コツをつかめば失敗しにくくなるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

1. 材料は常温に戻して正確に計量!

クリームチーズ、卵、生クリームなどの材料は、必ず調理を始める前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておきましょう。

材料が冷たいままだと、生地が均一に混ざりにくく、焼きムラの原因になります。

クリームチーズは電子レンジでやわらかくすれば、時短にもなって便利!
耐熱ボウルに入れてふんわりラップをかけ、200Wで1分〜1分30秒ほど加熱すれば、スッと混ぜやすい状態になりますよ◎

また、レシピに記載されている材料は、正確に計量することが成功への第一歩です

特に小麦粉は他のレシピよりも少量で使われることが多いため、間違えないようにしましょう。

また砂糖の量も、少しの違いが食感に大きく影響するので、注意しましょう。

2. ダマを作らない!

材料を混ぜ合わせる際は、泡立て器でダマにならないようにしっかりと混ぜるのがコツ。

特に卵や生クリームは、一度に加えず2~3回に分けて入れると、生地としっかりなじみやすくなり、ダマができにくくなります。

それでもダマができてしまった場合は、無理に混ぜすぎないで、型に流すときにざるなどで濾してあげれば大丈夫。

なめらかな口当たりに仕上がるので、ひと手間かけるのがおすすめです。

3. オーブンは”予熱”と”調整力”がカギ

オーブンは必ずしっかり予熱してから焼き始めましょう。

予熱が足りないと、焼き始めの温度が低くなり、表面だけ焼けて中が生のまま…なんてことにもなりかねません。

特にバスクチーズケーキのように、中心がとろっと仕上がるタイプのお菓子は、温度管理が仕上がりを大きく左右します。

また、レシピに書かれている焼き時間や温度はあくまで”目安”。

ご自宅のオーブンにはそれぞれ火の回り方やクセがあるので、焼き色のつき方や、中心の揺れ具合などをしっかり観察しながら、温度や時間を微調整してみてくださいね。

たりら
たりら

誰かに振る舞ったり、プレゼントしたりする予定があるなら、何度か試し焼きをしてオーブンのクセをつかんでおきましょう。
一度コツをつかめば、ほかのお菓子作りにも活かせるので、ぜひやってみてくださいね!

4. 型の準備と流し方にもコツあり!

型にオーブンシートを敷くときは、一度くしゃくしゃにしてから水で濡らし、軽く絞ってから敷き込みましょう。

紙がやわらかくなることで、型の形にしっかり沿わせやすくなり、さらにシートの表面にシワができてバスクチーズケーキ独特の「本場っぽい」見た目になります。

また、焼き上がりには生地がふくらむので、シートは型より2〜3cm高めに立ち上げておくと安心です。

生地を流し込むときは、気泡が入りにくくなるので、高い位置からゆっくりと。

最後にトントンと型を軽く打ち付けて、残った気泡を抜いておくと綺麗に仕上がります。

5. 焼き上がり後も気を抜かないで!

焼き上がったら、すぐに型から出さずにそのままケーキクーラーや網の上にのせて、空気を通しながらゆっくり冷ましましょう。

そして、バスクチーズケーキはこのあとの“冷やす工程”がとても大切。

粗熱が取れたら、型に入れたまま冷蔵庫へ。3時間〜一晩かけて、じっくり冷やしていきます。

このひと手間で中心までしっかりと固まり、なめらかな口当たりに仕上がるので、すぐに食べたい気持ちをグッと抑えて、美味しくなるのをじっくり待ちましょう。


今回は、バスクチーズケーキの生焼け判断について、具体的なチェックポイントから対処法、そして美味しく作るコツまで詳しく解説しました。

👇 生焼け判断の重要ポイントおさらい

  1. 焼き色(表面と側面)
  2. 揺らした時のプルプル感(液体っぽくないか)
  3. 竹串テスト(つきすぎないか)
  4. 中心温度(65℃~75℃目安)
  5. 冷やした後の状態(しっかりと固まっているか)

バスクチーズケーキは、トロリとした食感が美味しいですが、その“トロリ”が生焼けなのかを見分けるのが本当に難しいですよね。

その時は、これらの生焼けの判断ポイントを駆使して、いろんな角度からチェックしてくださいね。

たりら
たりら

次こそ美味しいバスクチーズケーキが作れますように!

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